Return to Forests -田舎暮らしの楽しみ方-

兵庫の田舎で暮らす木工家です。自然に囲まれた日々の暮らしを綴っています。

手作りせっけんの作り方

以前記事に書いたすだちのお花で作った

エッセンシャルオイル

 

returntoforests.hatenablog.com

 

わりといい香りに仕上がりましたが

そもそもエッセンシャルオイルの使い方がよくわからず…

全部石鹸にしちゃえ〜!と石鹸を作りました。

 

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熟成中の石鹸。まだまだ油の黄色をしています。

できた石鹸の使い心地は、とてもいいです。

泡立ちがすごい。

 

敏感肌の母も、洗顔に使っています。

 

オイルで作った石鹸なので、

服についた化粧品などの油汚れもよく落ちます。

 

ただ、肝心のすだちのお花の香りはというと…

全くしません。笑

 

あの二度の試み(前回の記事参照)は一体何だったんだ、、、

と思うくらい無臭です。悲しい。

 

さてさて、石鹸の作り方ですが、

大まかに二つあります。

 

苛性ソーダを使う方法と、使わない方法。

 

苛性ソーダは、強アルカリ性なので

取り扱い要注意です。

 

購入の時には印鑑が必要だったり、ちょっと面倒なのですが

仕事で苛性ソーダを使う関係で我が家にありました。

 

なので、今回は苛性ソーダを使う方法を採用。

 

苛性ソーダですが、使用する際は本当に注意してください!

 

目に入ると失明の恐れがありますし、

水に溶かす時は発熱するので火傷の恐れがあります。

 

手についた場合はすぐに洗ってください。

皮膚が溶けてしまいます。

私は、指にベトベトについて指紋認証ができなくなりました。笑

 

苛性ソーダを使う場合は、

・苛性ソーダ

・精製水

・油

この3つの材料を混ぜるだけです。

 

油によって、鹸化率が違うようなので、

下記のサイトを使って量を計算しました。

 

手作り石鹸用アルカリ計算機

 

まず苛性ソーダと精製水をまぜ(※高温注意)

40℃くらいになるまで冷まします。

ここに油を入れ、さらに混ぜるだけ。

 

始めの20分間は休みなく混ぜ続けます。

 

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苛性ソーダ+水+油を入れて混ぜます。

だんだんと白っぽくどろっとしてくるので、

あとは様子をみながら適当に混ぜます。

 

ここで大切なのが、保温です。

常に40〜45℃くらいに保っておかなければ、固まりません。

 

あと、石鹸に気泡を入れないためにも

ハンドミキサーは使わず、手動で混ぜます。

 

と言いつつ、私は保温をし忘れ、

1時間くらい混ぜても全然固まらへんやん!!!と焦り、

ハンドミキサーでゴリゴリ混ぜました。笑

 

 

ただ、保温をしていなかったので

どれだけ混ぜても固まりませんでした。

 

ただただ気泡を増やしただけの結果に。笑

 

とにかく、保温が大事です。

 

白っぽくなってきたら、あとは型に入れて

保温しながら24時間置きます。

 

型は、パウンドケーキの型にクッキングシートを敷いて使用しました。

 

24時間経ったら、切って4週間ほど乾燥・熟成させます。

 

 

出来立てはまだアルカリ性が強く、使用できないようです。

乾燥させている間にも鹸化は進んでいるそう。

 

4週間経ったら、こんな感じに白くなりました。

 

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ズボラなので、とーっても適当に作りましたが 

【楽天市場】石けんの作り方:カフェ・ド・サボン

こちらに非常に詳しく丁寧に作り方が書いてありますので、

試される方は、こちらを参考にしてください!