テイカカズラの蔦でカゴ作り
今回は、裏山をきれいにしていく中で採った
テイカカズラの蔦でカゴを作った時のお話です。
私、今のマイブームは草刈りなのですが、
そのきっかけは、裏山をきれいにし始めたことでした。
私が幼い頃は、裏山にあった田んぼが手入れされており、
人の山への出入りが頻繁にありました。
私もしょっちゅう山に入ってどんぐりを拾ったり、
探検していました。
それが田んぼをされていた方々の高齢が理由で
田んぼをやめた途端、あっという間に荒地になっていきました。
山に入る人がいなくなったことで道が笹や竹で塞がれ、
蔦も木々に絡まり、さらに荒地に。
そういう状態がここ10年ほど続いていましたが、
また山で散歩したい!と家族みんなで裏山をきれいにし始めました。
その中で、木に絡まっている蔦をたくさんとりました。
その時はなんの蔦かわからなかったのですが、
この大量の蔦で何かカゴ編めないかな?ととりあえず持ち帰ることに。
まずは取ってきた蔦でカゴが編めるのか調べるために、
なんの蔦なのかを調べました。
お花は咲いていなかったので、葉っぱから検索。
その結果、どうやらテイカカズラであることが判明。
死後も彼女のことを忘れられず、蔦に生まれ変わって
彼女のお墓に絡みついたという伝説が由来だそうです。
また、漆ほどはかぶれないけれど
白い樹液は毒性があり注意が必要とのことでしたが、
樹液はでてこなかったので早速カゴ作りを開始しました。
参考にしたのはこちらの動画。
https://m.youtube.com/watch?v=GT0nQDVmdgg
この動画のハンナさんが作る完璧なカゴをイメージしながら
作ったカゴがこちら。
玄関の前に、お花入れとして飾っています。
使う蔦が曲がっていたこともあり、ぐにゃぐにゃな仕上がりに…
けど、その素人臭さがなかなかいい味を出していて満足。
ちなみに、取手部分の太い蔦がチャームポイントです。
季節によって、生けるお花を変えて楽しんでいます。
あざみを取ってきたり、
今の季節はアジサイを。
取ってきた蔦はまだ残っているので、
またカゴを編んでみようかなと思います!